1. 自分で調査をする前に

その場の勢いで問い詰めないように!
一番注意していただきたいことがコレ!
恋人や配偶者の携帯電話をこっそり見て怪しいメールを見つけてしまったり、友人から知らない異性と一緒にいる所を目撃したという情報を得たり、ただなんとなく直感的に怪しいと感じただけだったり…理由はともあれ、問い詰めてしまうとどうなると思いますか?
まず相手はその場で言い逃れをします。そして、急いで浮気の証拠の隠滅に走るのです。その後は厳重に警戒して浮気の証拠を残さないよう細心の注意を払うようになってしまいます
何だか様子がおかしいと思い、少し注意してみると証拠になるようなものがポロポロ出てくるなんていう場合は、バレることをあまり想定しておらず、油断しているということ。
この状態でいてもらうことが、証拠集めをするのには最も適した状況です。

頭に血が登って、問い詰めたくなる気持ちはよく分かりますがここはグッと堪えて確かな証拠を集めることに尽力しましょう。
別れたいわけではないから、一刻も早く自分が浮気に気づいていることを伝え、浮気をやめて欲しい…という理由で、問い詰めるのではなく、話し合おうとする場合もあるでしょう。それでも、やはり自分のやましい行動は隠したくなるのが人間というもの。「はい、そうです。もうしません。」ということにはなりません。
別れるにせよ、許してやり直すにせよ、やはり言い逃れ不可能な事実を手に入れ、それを元に話し合いをするのが、自分の望む方向へ二人の関係を持って行くために最良の方法なのです。
でも、その場でついつい問い詰めてしまっている人多いんです。これは、普通の人間らしい反応だから仕方ないことです。ですから、そのことでもうダメだとあきらめないでくださいね。
そんな時こそ私たち探偵の本領発揮です。
その場ではつい、怒って問い詰めてしまっても多分相手は認めないと思います。なので、そこからはもう疑うのをやめてください。信じてなくても信じているふりをして。そうしながらしっかり証拠収集をして次は万全の体制を整えて落ち着いて話し合いが出来るように持って行きましょう。
自分で尾行しないで!
いくら変装していても、背格好やその人の持っている雰囲気を消すことはできません。
毎日一緒に暮らしている相手ならなおのこと。
気付かれずにずっと尾行するというのはそもそもプロの技。そんなに簡単にできるものではありません。友人に頼むというのもNGです。本当に、バレる確率が非常に高い!
一度尾行しているのがばれてしまうと、どこへ行くにも警戒するようになってしまい、調査の難易度が上がってしまいます。

しかも、探偵業の届出を出していない一般の人がこのような事をするとストーカー規制法や迷惑防止条例に引っかかる恐れもあります。自分で証拠を押さえたければ、もっとリスクの少ない安全な方法でするべきです。
また、車の尾行も大変危険です。岡山・倉敷・福山や、その周辺での移動手段は車である確率が非常に高いです。しかし、同じ車がずっとピッタリ後ろを付いてくると明らかにおかしいと勘付かれてしまいます。
それに、一生懸命後を追うことに必死になると周りが見えづらくなり、交通事故や、信号無視などの交通違反をしてしまう危険性もあります。自分でできること、プロに頼むべきことをきちんと把握し、見極めることが何より大切なのです。
別居はしないで!
喧嘩をしたり、気に入らないことがあるとすぐに実家に帰ったり、友人の家に転がり込んだりする人がいます。
その場の感情や勢いでそうしてしまうのでしょうが、別居をしてしまうと相手の行動がわからなくなってしまい、証拠集めがしにくくなる上に、相手にしてみれば浮気をしやすい状況をつくりだしてしまうことにもなるので不利になるだけです。